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矢田わか子参議院議員による国会レポート【月刊・やたわか通信】2020年3月号

矢田わか子参議院議員による国会レポート【月刊・やたわか通信】2020年3月号

2020.3.4

◇◇ 矢田わか子参議院議員による国会レポートです ◇◇

 

『月刊・やたわか通信』2020年3月号

≪一部抜粋≫

▼政策コラム

「地域子ども子育て支援事業の課題 ~ファミリー・サポート・センターの活用~」

4月から認可保育園や児童クラブへの入所が叶わなかった親が、認可外保育所や民営の児童クラブなどへの入所に奔走されていると思います。その中で、子育ての一助となる制度である「ファミリー・サポート・センター事業」が注目されています。この事業は、市区町村が地域において、子育てを手助けしてほしい人(依頼会員)と子育てに協力してくれる人(提供会員)をつないで、両者の活動をサポートするための連絡・調整を行い、支援する事業です。平成28年度調査では、全国で833の市区町村がこの制度を運用しています。

 

提供会員は、一定の養成講座を受講すれば、保育施設の送迎、保護者の急病や急用時の一時預かり、病児の一時預かりなどを行うことができます。預かり料金は、地域の助け合い要素が強いため、1時間あたり500~900円程度となっています。

都市部を中心に待機児童問題解消への道筋がいまだ見えない中、この制度の積極的な活用が望まれますが、電機連合加盟組合員への聞き取り調査でも、「制度そのものがあまり知られていない」、「知らない人や資格がない人に子どもを預けるのは不安」という意見が多く出されています。一方、提供会員側からは、「時給が低い」、「事故が起きた場合の責任が取れない」などの意見が出されており、提供会員の処遇改善への公的支援、依頼会員と提供会員のマッチングシステムの改善、安全対策の充実などを図る必要があります。

今後、「ファミリー・サポート・センター事業」が、「地域で子育て」、「地域による見守り」への動きを加速させることが期待されます。また新型コロナウイルス感染症対策のため学校の一斉休校が検討されており、この制度の必要性が高まるものと考えます。