男女共同参画委員会主催で学習会を開催。 | 民進党大阪府連 | 国民とともに進む。

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男女共同参画委員会主催で学習会を開催。

男女共同参画委員会主催で学習会を開催。

2017.2.9
民進党大阪府連男女共同参画委員会は、2月8日に、大阪子どもの貧困アクショングループ(CPAO)代表である徳丸ゆき子さんを講師に招き、男女共同参画委員会主催の学習会を開催した。

大阪では、5人に1人の子どもが貧困の状況にあり、ひとり親家庭が半数を超えている。そのほとんどが女性で、さまざまな困難をかかえながらも、「自己責任」を押しつけられ「孤立・孤育て」せざるを得ない実態があるとのこと。当事者であり親子の支援活動を行っている徳丸さんから、もっと身近に具体的に現状を聞き取ることで、私たちに何ができるのか考えてみたいというのが、学習会設定の趣旨だった。

 

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自身の体験を元に、講義をする徳丸ゆき子さん

徳丸さんたちがCPAOを立ち上げたのは、大阪で起こった幼い子ども二人が餓死するという悲惨な事件をきっかけに、「悲劇を繰り返したくない!」という強い思いから。子どもの貧困対策法ができても、十分な対策や予算措置がされていないなか、問題はますます深刻化している。困っている子ども・親・周りのおとなをサポートすることで、一人ひとりの居場所や寄り添える人につなげる「個居人(こいびと)」づくりをやりたいという思いからだった。

2013年に、子どもの貧困を明らかにするため、シングルマザー100人から聞き取りをし、中間報告書からは、「働いても生活保護以下」という経済的困窮の状況や、自身が不登校・虐待・面前DVの辛い経験をしてきたこと等、本当にきびしい実態が浮かびあがってきた。しかも、問題が解決されずに親から子へと負の連鎖が続いていることも。

CPAOの活動は、そういった①「しらべる」(調査)、に加え、②みつける(アウトリーチ)③つなげる(相談・コーディネート)④ほぐす(介入・直接支援)と展開している。活動の根底には、「しんどかったら、助けて(SOS)って言ってもええねんで!」という優しいまなざしがあると感じた。

 

 

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会場からの質問に笑顔で答える、徳丸ゆき子さん

「あたたかさのシャワーをいっぱい浴びさせてあげたい」と話す徳丸さんや、心や問題をときほぐし、一緒に乗り越えようという営みを大事にしている活動から、私たちは多くを学ぶことができた。講演後は、参加者との活発な質疑応答があり、今後の活動や各自治体の取り組みにつなげたいという思いが強く感じられた。

今は深刻な社会問題として取り上げられている、子どもの貧困やシングルマザーの現状だが、そもそも「貧困率」という数字を初めて世に出したのは、政権を担っていた民主党だった。安倍政権になってから、格差は広がり、貧困率は深刻さを増している。その現実をしっかり見つめながら、今後も男女共同参画委員会で課題を明らかにして、政策提言や活動につなげていきたい。

 

 男女共同参画委員長 大星なるみ